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この北町で(234)― あの人この人


           市民の皆さんと共に...

                                          元 武蔵野市職員 小尾 隆  

 こんにちは、この春武蔵野市役所を定年退職しました小尾と申します。私は市役所在職中仕事の関係で、北町の皆様には色々お世話になりました。とりわけ吉祥寺北コミュニティ協議会の皆様にはお世話になりました。そして、選挙事務では現在でもお世話になっております。その関係で、この度このお話をいただいた時に躊躇しましたが、北町の思い出と現在行っている市民活動を書こうとお引き受けしました。
 北町との最初の出会いは青少協第四地区委員会の担当者として、その後何年か経過してコミュニティの担当者として北コミュニティ協議会の運営委員の皆様と出会いました。そこで、市民活動とは何か、住みよいまちとは何かを学ばせていただきました。
 特に思い出に残るのが、台風で北コミセンの地下全体が天井まで浸水した事故でした。夜遅く委員長からの電話で自宅から北コミセンに急行しましたが、その有様に目を疑いました。しかし、運営委員の皆さんはその事態にめげずに翌日から使用できなくなった北コミセンの復旧に尽力され、その力強さに感動したことが昨日のように思い出されます。
 昔の思い出として、川上村少年自然の村(当時)がオープンした年に台風10号の洪水でジャンボリーに参加していた第四小学校の生徒が川上村に閉じ込められた時、引率していた地域の委員さん方が生徒を励ましながら冷静な判断で指揮していた勇敢な姿を拝見しました。 今でも選挙の投票所として、北コミセンの一階をお借りして投票管理者として投票事務をさせて頂いておりますが、北コミセンは使いやすい施設です。建物の構造や清潔さだけではなく明るく親切な運営委員の皆様がいるからだと思います。そのことは、地域のまちづくりの拠点としてとても大切なことだと思います。
 私は、今でも北町の皆さんに負けないよう地域活動を続けております。それは、武蔵野五中の頃から始めた登山を続けており、創立60周年を迎えた武蔵野市山岳連盟の責任者として市民の皆さんと国内の山々を登っております。また、安全登山を基本に夏は沢登りや日本アルプスの縦走、冬季は雪山を楽しむ武蔵野山岳同好会の責任者をやっておりますので、山にご興味のある方はご一報下さい。
 また、登山の帰りに良く食べる蕎麦を自分で打ってみたいと、手打ちそばの会「武蔵野そばの会」を市民の皆さんと組織し会長をしております。身体に優しい自然食の蕎麦を一緒に打ってみませんか。こちらも新会員を募集しております。
 このように、北コミセンとの出会いから市民活動の楽しみを知ることができたことに感謝申し上げると共にこれからもよろしくお願い申し上げます。