この北町で(228)― あの人この人

   「北町を歩く」

                              健康づくり推進員 木村一彦    
                                                    

私は白髪髭面の老人、健康づくり支援センターの「健康づくり推進員」です。推進員活動は市を3区分して行われ、北コミセンさんは東地区に入ります。地区では7名が活動していますが、私が3年前の新任時から北コミセンさんを担当させて頂いています。

実は私は南町の住民で、北町のことはほとんど分からない状態でした。それでもセンターへの行き帰りに北コミセンさんや4小の前を自転車や歩いて通ります。またお知らせチラシのポスティングを行うため、何度か全地域を歩きました。落ち着きがあって歴史や文化を感じる町並みに、梅・桜・新緑から山茶花・紅葉、みかんや柿など季節を彩る庭木や屋敷森、公園、白赤桃橙黄青紫色の草花、小鳥や虫の鳴き声、親しみやすいお店も含め、いつ通ってもなにか楽しんでいます。

歩くといえば、ウォーキングは有酸素運動の一つで、健康づくりの種目としてよく利用されます。北コミセンさんを起点としても、東に善福寺公園、西に成蹊学園から中央公園、南に井の頭公園、北の方には立野公園から千川上水があり、さらにその先へとコースは繋がります。センター作成のウォーキングマップにも北コミセンさんを通るコースがあります。そこまで構えないでも、歩く動作は家の中、通勤・通学、職場や学校、散歩、買い物、お子様のお迎えなど、皆様の日常の中で行われます。

これら日常の歩く道筋を日々少し変えながら地元の小道、公園を全て歩くという挑戦は如何でしょうか。もちろんお一人でも、ご家族やお友達とでも、前向きでも横向きでも後ろ向きでも(交通事故にご注意)、ゆっくりでも早歩きでも。それはご自分の北町散策コースです。

センターのプログラムには、日々の歩数と食事を記録する「日本縦断健康健脚チャレンジャー」もあります。これは歩数計をお貸しします。是非ご自分の足跡を記録してみてください。

これからも北町の皆様方の健康づくりのために、少しでもお役に立てればと私も北町を歩く所存です。よろしくお願いいたします。